伊藤忠商事が台湾の超高層ビル「台北101」への【外資初】の出資を許可される
台湾の経済部投資審議会(投審会)は14日、台北金融大楼(TFCC)が運営する「台北101」への伊藤忠商事による出資を認可した。
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伊藤忠は、台湾の食品大手・頂新グループから株式を取得する。
頂新は2009年に台北101株を取得したが、2014年に食用油で問題を起こし、資本撤退を求められていた。
取得金額は6億6500万ドル(約713億5193万円)で、台北101全株式の37.1742%に当たる。台北101の52%の株を保有するのは財政部を中心とする政府機関だが、今回伊藤忠はこれに次ぐ出資額第2位、民間企業としては筆頭株主、外資企業として初の資本参加となった。
伊藤忠の株式取得により頂新の5人の台北101董事(取締役)が自動的に解任となるため、3月中に臨時取締役会を開いて協議し、6月の通常株主総会で伊藤忠の取締役に改選する手続きがとられる見込みだ。また、これに先立ち、筆頭株主である財政部は来週にも伊藤忠側と面会・協議を行うことにしている。
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