JICA(国際協力機構)がイランの「医療環境改善」に15億3,400万円の資金協力
国際協力機構(JICA)は2月12日、イランの保健・医科教育省との間で、「テヘラン市医療機材整備計画」への15億3400万円を限度とする無償資金協力に署名した。
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同プロジェクトは、テヘラン市のイマーム・フセイン総合病院、およびアラシュ女性病院に対し、癌と循環器系疾患の早期発見と治療に必要な機材を整備し、同疾患に対する診療機能の強化を図り、医療サービスの質の改善を目的としている。
同国では近年、経済制裁に起因する外貨不足により医療機材の更新が進まず老朽化と不足が常態化し、診療を行うために必要な医用画像を患者に提供できないことで非感染性疾患による死亡者が増加している。その結果、非感染性疾患による死亡者数は、世界平均の65.5%よりも高く76%となっている。上位2つの死亡原因は、循環器系疾患が46%、および癌が13%となっている。
同プロジェクトの実施により、テヘラン市東部市域を中心に医療サービスへのアクセスが改善し、病気の早期発見・治療が図られることが期待されている。
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