日本政府がカンボジアの下水処理施設に2,700万米ドルを提供、2019年に建設開始
独立行政法人国際協力機構(JICA)は2月10日、カンボジアのプノンペン都ダンカオ区に建設が予定される、同国初となる下水処理施設に2700万米ドルを提供すると発表した。
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JICA関係者は同国の下水処理について、日常生活できれいな水を確保するたには、排水システムの改善が必要であると述べており、2019年の建設開始が予定されている同施設は、カンボジア初の下水処理プラントとして注目を集めている。
また、1月30日には中国の会社が、カンボジア北西部での廃水処理プロジェクト建設の入札権を獲得している。
カンボジアの首都プノンペン都は、行政面積の拡大に加え、都市化の進展や人口増加に伴い、排水システムの改善が急がれている。プノンペン都は、地形的特徴から毎年洪水リスクに晒されており、1960年代に建設された都市排水施設(排水路・排水管・ポンプ等)の老朽化による機能不全や排水能力不足により、雨季の集中豪雨による浸水被害が頻発している。
(参照)http://www.khmertimeskh.com/50108258/japan-funds-wastewater-treatment-plant-capital/
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