シンガポールの生産性がドイツ・イギリスを上回る 同国のハブ機能の更なる強化へ
通産省は2月14日、昨年の生産性(労働時間当たり付加価値)は4.5%向上したと発表した。米国発の金融危機の反動で生産性が顕著に改善した2010年以来の高水準だ。
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外需の拡大を受け、製造、卸売り、金融・保険など外需指向部門で生産性が上がった。労働時間も生産性の高い部門の割合が拡大し、建設など生産性の低い部門の割合が縮小した。
通産省は、10年から17年にかけ、国内経済は雇用の拡大より、生産性の向上が経済成長のけん引役になりつつある、との分析を報告書で示した。
10年から16年にかけての生産性向上率は年1.7%で、一部の先進国を上回った。ドイツの向上率は1%、英国は0.2%、イタリアは0.1%だった。
昨年の生産性で、外需指向型部門の生産性は6.7%向上したが、内需型は0.2%下がった。外需型企業にとっては受注増が、業務能率を上げる、また能率的生産手法を導入する動機になったという。
報告書は、内需指向の部門も生産性向上の余地はあると、構造改革、転換を促した。
ソース:http://www.asiax.biz/news/45883/
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