ベトナム 「風力発電プロジェクト」に活気 産業の発展及び電化製品使用の増加を受け
「ベトナム電力開発計画」を推し進めるベトナムで、風力発電事業が活気を帯びている。
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現在同国は、急激な経済成長に伴う産業分野の電力、そして家電やスマートフォンなどの電気製品を使用する人の増加を受け、電力需要の伸びに、供給能力が追い付いていない状況となっている。
そんな中、再生可能エネルギー、特に風力発電に注目が集まっている。ベトナムでの再生可能エネルギーの導入目標は、風力発電ポテンシャルに恵まれていることもあり、その目標値を2030年までに6,000MWとし、他の再生可能エネルギーに対して比重が高くなっている。
最近では、タイ証券取引所に上場しているSuperblock(SUPER)社が2月9日に、700MW規模の風力発電所の建設に17億6000万ドルの投資を行うことを発表し、2020年までに稼働を開始する見込みだと発表した。
また、昨年の11月にはメコン風力発電(Mekong Wind Power)が、メコンデルタ地方ベンチェ省内初の風力発電所となるビンダイ風力発電所案件第1期の着工式を行っている。2018年1月には、南中部沿岸地方ニントゥアン省で稼働が開始された初めての風力発電所「ダムナイ風力発電所」が送電を開始するなど、風力発電は、電力プロジェクトの中でも最も勢いのある分野といえるだろう。
さらにベトナムでは、複数の原子力発電プロジェクトの廃止による電力不足を補うため、太陽光発電所の建設も急ピッチで進められている。
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