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「ホンダジェット」が仏航空会社に16機納入 中国・東南アジアの富裕層市場も視野に

「ホンダジェット」が仏航空会社に16機納入 中国・東南アジアの富裕層市場も視野に

ホンダエアクラフトカンパニー(本社:米国)はシンガポール・エアショーにおいて、フランスのエアタクシー業者Wijetにホンダジェット16機を販売する基本合意書を締結した。

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カタログ掲載価格(1機490万米ドル(約5億3,553万円))で計算して7,840万米ドル(約85億6,840万円)の取引だ。1回の契約で16機の受注は、ホンダエアクラフトにとり過去最多。
Wijetのパトリック・ハーセント社長とホンダエアクラフトの藤野道格社長が合意書に署名した。藤野氏はホンダジェットの開発責任者。
 
従来のほとんどのビジネスジェットではエンジンを胴体後部に搭載するのに対し、ホンダジェットでは主翼上面に配置している。胴体後部のエンジン支持構造が不要で内部スペースを最大限に利用でき、広い客席と大きな荷物室を実現した。主翼上面配置は高速飛行時に発生する空気抵抗を抑える効果もあり、同クラスの他機を上回る速度と低燃費も実現した。
 
ハーセント氏は「ホンダジェットは静かで燃料効率が良い。法人客、富裕層がわが社の顧客で、最新世代の航空機の利用を望んでいる」と語った。保有しているセスナ15機を順次入れ替える。
 
プライベートジェット需要は欧州、北米が中心だが、ホンダエアクラフトは中国、東南アジア市場を有望とみており、力を注ぐ。
 
ソース:http://www.asiax.biz/news/45860/
 
Photo by Pilot Ian Photography on Flickr

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