シンガポール・マレーシア高速鉄道入札 欧州連合応札へ 住商・JR参加も中国が有利か?
工業大手の独シーメンス、仏アルストム、鉄道会社の伊フェッロビーエ・デッロ・スタート 、オーストリア最大のゼネコンPORRは、マレーシアのエンジニアリング会社ジョージ・ケントと連合体を組み、クアラルンプール・シンガポール高速鉄道(HSR)事業入札に応募すると発表した。
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鉄道は全長350キロで、2026年に完成の予定。日本企業連合、中国企業連合が既に、応募の意向を表明している。日本はJR東日本鉄道、住友商事が中核の10社で構成する連合体で、中国は中鉄など8社で構成している。応募締め切りは今年中頃で、結果は年末に発表の予定だ。
欧州連合は国境をまたいだ鉄道建設で実績がある。アルストムのアジア太平洋地域副社長ボードワン氏は「わが社は高速鉄道プロジェクトで実績がある。HSRにはかねてから注目しており、最高のパートナーとの連合体で応募する」と語った。
入札は、マレーシア政府所有会社のマイHSRと、シンガポール政府所有会社のSG・HSRが実施している。
オブザーバーは、世界最長の高速鉄道網を近年建設した中国連合が有利とみている。日本連合は品質の高さで定評があり、高速鉄道建設では最も長い経験を持つ。
ソース:http://www.asiax.biz/news/45875/
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