トヨタ、新プラットフォーム導入に向け仏工場に3億ユーロ超を投資
トヨタ自動車の欧州法人トヨタ・モーター・ヨーロッパは22日、フランス北部のバランシエンヌにあるトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・フランス(TMMF)に3億ユーロ超を投資すると発表した。
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トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー(TNGA)をベースにした次世代モデルの生産に向けて、新しい設備やシステムなどを導入する。
同日には、フランスのエマニュエル・マクロン大統領がTMMFを訪問した。その際、トヨタ自動車は、今回の投資により、TMMFでこれまで生産してきた小型車「ヤリス」に加え、2番目のモデルを生産する計画を明らかにした。メディア報道によると、2番目の生産モデルはTNGAをベースにしたコンパクトSUV「C-HR」になると見られている。また、今回の投資による生産設備がフル稼働体制に入ると、同工場の生産規模は現在の年23万台から、2020年までに年約30万台に拡大する予定。
TMMFでは、TNGA導入に向けた準備作業を進めるため、派遣社員300人を正社員として登用とする。将来、フル稼働体制が整えばさらに正社員を400人増やす予定。
トヨタ自動車は、世界の工場で順次、TNGAをベースとした次世代モデルの生産体制の整備を進めている。TNGAはすでに、4世代目となる新型「プリウス」と「C-HRクロスオーバー」に採用されている。
TMMFは2001年に小型車「ヤリス」の生産を開始した。累計生産は300万台に達しており、現在は3,821人が勤務している。今回の投資により、TMMFへの累計投資額は14億ユーロとなる。
ソース:http://fbc.de/auto/ai15905/
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