中国では自動車メーカーに一定割合の電動車の生産と販売を義務付ける「NEV」規制が2019年に始まる。これに先駆け同社では、中国事業を合弁で展開している現地の自動車メーカー「東風汽車」と共に、規制の先を行く電動化を推進することで環境技術における先進性を中国国内でアピールしていきたい考えだ。
また同社は高級車ブランド「インフィニティ」についての販売も引き続き拡大する方針で、インフィニティは同年までに10万台増の約15万台の販売を目指す。また同車種は2025年までに全車種を電動化する予定だ。
現在、中国市場では年間販売台数が400万台を超え、圧倒的な2強として君臨するVWと米ゼネラル・モーターズ(GM)の2強独走状態が続いているが、日産が日本勢同士の競争から抜け出して2強の牙城に切り込んでいけるのかどうか、注目が集まる。
(参照)https://japantoday.com/category/business/nissan-to-invest-9.5-billion-in-china-to-drive-sales