シンガポール企業 ベトナム国営企業の民営化に関心 少数株主として参画か
ベトナム政府による国営企業の民営化に外国企業が関心を寄せており、シンガポール企業も触手を伸ばしている。発電公社の売却を計画しているベトナム電力グループが最近、投資家募集のための説明会をシンガポールで開催した。
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クレディ・スイスのベトナム業務責任者によると、ベトナムへの投資に意欲的なシンガポール企業は主に上場している有力企業だ。
シンガポール取引所(SGX)上場の自動車販売会社ジャーディン・サイクル・アンド・キャリッジは、乳製品製造大手ビナミルク発行済み株式の8%を取得し、2位株主になった。筆頭株主は、これもSGX上場のタイ系酒造会社タイ・ビバレッジで16%株を所有している。
タイ・ビバレッジは、酒造大手ビア・サイゴン発行済み株式の54%を取得した企業連合にも参画している。
ベトナム政府は、製油所から通信会社、空港運営会社まで国営企業137社の民営化を計画している。DBSグループの調査部門は「売却リストには重要資産が含まれており、リスクをとる勇気がある投資家には千載一遇のチャンス」とコメントした。
リスクもある。外資は通常、少数株主として経営に参加するが、思惑がベトナム側と一致せず、運営をめぐり衝突する可能性がある。
ソース:http://www.asiax.biz/news/45826/
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