チャリー・マー委員長(シンガポール会計委員会委員長)は「われわれには要介護者の面倒を見る共同責任がある。エルダーシールドは社会的セーフティーネットであるべき」と語った。
現在、国民健康保険のメディセーブに加入している国民、永住者は40歳になると自動的にエルダーシールドに組み入れられる。加入を望まない場合は任意脱退が可能。
着替え、食事、室内歩行、トイレ、入浴、起床から椅子までの移動の動作のうち3つかそれ以上を自力でできない加入者が保険金支給の対象になる。保険金は月400Sドル(約33,160円)で、支払い期間は最長6年。
保険管理を委託されたのは、仏アヴィヴァ、グレート・イースタン、NTUCインカムの3社。制度が導入された2002年当時は約33%の適格者が脱退したが、現在の脱退率は5%。
委員会は、保険金支払額、支払期間、保険料を見直す。かつて脱退した人は再加入を強制されない。
ソース:http://www.asiax.biz/news/45809/