シンガポール、昨年の固定資産投資は94億ドル、2万人の雇用創出に
投資誘致機関である経済開発庁(EDB)は30日、昨年の内外企業による固定資産投資(認可ベース)と今年の予想を発表した。投資は安定しているが、ハイテク産業、高技能職の増加で雇用創出は以前より少なくなる見通しだ。
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昨年の固定資産投資は94億5,000万Sドル(約7,835億円)だった。米国企業による投資が全体の38.3%を占めた。欧州企業の割合が28.7%、日本、中国、国内企業による投資がそれぞれ9.6%を占めた。
中国の2016年の割合は1.1%。昨年はクリーンエネルギー業者、エンビジョン・エナジーによる巨額投資があったのがシェア拡大の理由。
EDBが不透明要素として挙げたのは米国による企業優遇の税制改革で、チュン・カイフォン代表は「米国への輸出を目的とした生産業務のシンガポール誘致は以前より難しくなる」と語った。
昨年の投資で見込める雇用創出は2万2,500人。EDBは今年、80億~100億Sドル(約6,633億~8,291億円)の固定資産投資を予想しているが、雇用創出は1万6,000~1万8,000人の予想だ。
昨年の固定資産投資で見込めるビジネス支出(社員給与、賃貸料など)は65億Sドル(約5,389億円)で、今年の投資からは50億~70億Sドル(約4,145億~5,804億円)を見込んでいる。
ソース:http://www.asiax.biz/news/45808/
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