揺れるシンガポール労働市場 労組要人が「雇用法の改訂」を訴える
シンガポールのNTUC(全国労働組合会議)のパトリック・テイ副事務総長は、自身のブログで、同国の雇用法による保護対象を拡大すべきだと雇用法の改定に前向きな見解を示した。
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テイ氏は、所得が月給4,500Sドルを超えるPME’sとよばれる専門職・管理職・幹部職が不当解雇など雇用上の問題で助けをもとめてるケースが増えていることを指摘し、雇用法による保護の対象について所得の制限をなくすことを訴えた。
現行規定では、不当解雇などの権利が与えられているのは4,500S以下の労働者。
PME’sに技術職を加えたPMET’sの人口割合は増加傾向にあり、2016年には全労働人口の54%に達し、収入中央値も34%アップした。また、2106年6月時には労働者の報酬月額の中央値が4,056Sドルだったのに対し、PMET’sの50%値は5,910Sだった。
ソース:https://goo.gl/dfYomb
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