会談後の記者会見での発言を7Day Daily紙が1月13日に伝えたもので、報道によると、ヤンゴン~タウングー区間の高度化工事を2020年までに、タウングー~マンダレー区間の高度化工事を2023年までに2期に分けて完了させる。現在、ヤンゴン~マンダレー間の所要時間は14時間であるが、高度化により8時間に短縮できるという。
河野外相は「今後、特にヤンゴン都市開発、運輸、電力の分野で支援案件を進めていく」と述べた上で、「日本のODAによるヤンゴン環状線の整備、南北線・東西線の整備のための準備調査の実施に取り組み、2020年までにミャンマーの人々が生活の向上を実感できるようにする」と発言した。
このほか河野外相は13日までの滞在中、ティラワ経済特区やラカイン州の視察を行い、次の訪問国となるアラブ首長国連邦に向かった。
Photo by Utenriksdepartementet UD on Flickr