7Day Daily紙が1月10日に伝えたもので、ミャンマー国鉄、プロジェクト部のバ・ミィン部長は「2月に工事が開始できることが確実となった。開始時期は遅れたが、当初の計画通りに完了する予定だ」とコメントした。
高度化工事は日本政府の円借款2億600万米ドルと国庫から6,400万米ドルを拠出して行うもので、ヤンゴン市環状鉄道全体のレールを交換し、最新式の信号システムを導入する。高度化により、現在1周に2時間50分かかっている所要時間を1時間50分に短縮する。これにより、1日の利用客が現在の9万人から30万人に増加することが見込まれている。
高度化工事は当初2017年10月から開始される予定だったが、入札手続きや落札者との協議のため遅延していた。当初の計画で高度化工事は環状線の東側を2017年10月から2018年5月まで、西側を2018年10月から2019年5月まで実施する予定だったが、西側を先に行うと発表している。