米ドルの軟調推移がアジア通貨への関心を高めたものとみられ、アジア新興国通貨はおおむね上昇した。
シンガポールは第4四半期の国内総生産(GDP)が製造業が失速し伸びが鈍化したものの、サービス部門は金融・保険、卸売・小売、運輸・倉庫が改善し前年同期比年率3.1%増だった。これを受け2017年通年のGDP成長率も政府予想の上限にあたる3.5%増と発表された。
2018年は製造業に代わってサービス部門がGDP成長を牽引すると見られ、シンガポール金融庁(MAS)が早ければ4月に引き締め方向に貿易加重の為替相場変動幅を調整するとの見方も強まった。
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