香港・議事規則改正、「南京大虐殺」で議事妨害も
香港の立法会で12月13日、「議事規則」改正に関する審議が続けられたが、非親政府派議員3人が相次ぎ休会を要求して議事妨害を図った。
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14日付香港各紙によると、議事規則16条に基づき休会を要求したのは民主党の胡志偉・主席、自決派の朱凱廸氏、人民力量の陳志全・主席。特に陳氏は「本日は南京大虐殺80周年であるが、日本政府はいまだ事件について謝罪していないため、この議題を討議して日本に圧力をかけるべき」と提案。
だが梁君彦・議長は「本日討議しなければならない切迫性は見当たらない」として休会要求を拒否すると、陳氏は「80年たっても謝罪していないのを切迫性ないといえるのか」と裁定に不満を表した。これに対し民主建港協進連盟(民建連)の葛珮帆氏は「陳氏は民族の傷を政治の道具として利用している」と非難。
香港経済民生連盟(経民連)の林健鋒氏も「陳氏が南京大虐殺に関心あるなら、なぜ今朝行われた追悼式典に出席しなかったのか」と尋ね、唐突な愛国者ぶりを批判した。
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