陳世明・総経理(社長)によると、今回のショーは31日23時59分からカウントダウンを開始し、1日午前0時5分までの合計360秒で、過去最長になる予定だ。過去には最大3万発を打ち上げた花火は、環境保護の観点から今回は1万6000発と、前回より3割減った。最近の台湾で大気汚染が問題になっていることを考慮した。
一方、ビル34階から90階までの外壁を覆う巨大な網状LED照明「T-Pad」を設置し、ビル壁面に美しい光の模様を描き出す。この照明設備設置には6000万元(約2億2470万円)かかり、費用も過去最高となった。
観光局が協賛金2000万元(約7490万円)を拠出した他、民間の大企業数社も協賛に加わる見込みだ。T-Padはすでに2日から点灯しており、23日から25日まではTPADでクリスマスツリーを演出する。
なお、中部の剣湖山(雲林県)では10分以上にわたって1万1111発の花火の打ち上げを予定している。