同鉄道プロジェクトの第一セグメントはダバオ市を中心とした南北の都市を結ぶ区間となり、南のディゴス市から北のタグム市までの102キロメートルを走るミンダナオ島初の鉄道プロジェクトとなり、352億ペソの費用が想定されている。この第一セグメントで建設が予定されている駅名は、ディゴス、サンタクルーズ、トリル(ダバオ市)、ダバオ・ターミナル(ダバオ市)、ムディアン(ブナワン、ダバオ市)、パナボ、カルメン、タグムの8つとなっている。
プロジェクトの全区間が完成すれば、全長1,532キロメートル、総工費2110億ペソの一大プロジェクトとなり、カガヤン・デ・オロ、イリガン、サンボアンガ、ブトゥアン、スリガオ、ジェネラル・サントスなどのミンダナオ島の全ての主要都市へのアクセスが可能となる。
2022年の一部運用開始を目指す政府は、現在3時間半を要するタグム市からディゴス市までの移動時間を約3分の1にまで短縮できるとの見解を示しており、2022年のタグム市-ダバオ市-ディゴス市の区間で1日の利用者数13万4千人を見込んでいる。
ソース:https://davawatch.com/articles/2017/12/11/7075.html