ミャンマーの縫製産業、リソース不足のため1993年から進化せず
工業化が始まったばかりの国で縫製事業を立ち上げる際には、しばしば裁断・縫製・梱包型(CMP型)モデルが採用される。縫製工場は布地を裁断し、例えばドレスのような製品を縫製し、そして他国への出荷のため梱包する。
CMP型からさらに発展するのは産業化の途上にある全ての国が直面する問題で、そしてミャンマーにもそれは非常に当てはまる、と縫製業界に詳しい専門家は話す。
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CMP型から全てを自社で行う企業への転換に数年しかかからない国もある一方で、ミャンマー国内の縫製企業のほとんどが、縫製産業が萌芽した1993年以来同じ状態にある。
「近隣諸国と比較するとミャンマーは銀行、技術、投資等の数多くの分野で遅れをとっています」とミャンマー縫製業協会の理事を務めるTun Tunは話す。
「ミャンマーでは20年にわたってCMP型縫製業を行なっていますが、他国はすでにFOB方式に発展しています」とミャンマーCMP協会のAung Min会長は話す。
FOB方式では、小売業者は技術レベルの高い、資金力もある工場に発注する。工場は製品の生産から全面的に責任を負い、製品の縫製と出荷準備を行う。
小売業者は製品を購入するものの、生産プロセスへの介入は最小限に止まる。
CMP型生産方式は縫製産業に限った話ではない。製靴、電子機器、台所用品、カーパーツ、レンズとカメラをはじめとする様々な業種でこの方式は採用されている。ミャンマーでは105社がCMP型で業務を行なっている。
ミャンマーの縫製産業にはおよそ400件の工場があり、2016年の段階で35万人を雇用している。
ソース:http://apparelresource.asia/news/item_3160.html
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