中国の対外投資、投資先首位はシンガポール
英エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)がまとめた、今年の中国企業による対外直接投資指数で、投資先首位はシンガポールだった。15年の前回調査で1位だった米国は2位で、以下、香港、マレーシア、豪州が続いた。
この記事の続きを読む
自動車、消費財、エネルギー、金融サービス、通信、保健・医療の領域の投資を調べた。一帯一路計画(BRI)の投資先として傑出したのがマレーシアとシンガポールで、投資の魅力がありつつリスクが低いという投資環境を中国に提供しているという。
EIUは、電気自動車、金融技術、再生可能エネルギーの領域で最先端の技術を開発したいとの意欲が、中国の対外投資を形作るようになっていると指摘した。
前回調査では、魅力ある投資先でシンガポールは2位。豪州が3位で、香港は7位、マレーシアは21位だった。マレーシア以外では今回、カザフスタン、タイ、イランが躍進した。BRIのルートに当たっていることが理由だ。
対照的に、中国との2国間関係、貿易関係に緊張が生じた米国、インドはランクを下げた。ブラジル、英国もランクを下げた。内政混乱、経済見通しの悪化が理由だ。
ソース:http://www.asiax.biz/news/45279/
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
シンガポールのビジネス情報サイト【AsiaX】
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由