5日付香港各紙によると、この停止措置は比政府が海外での不法就労防止活動の一環として行ったもので、停止期間は11月13日から12月1日にわたった。香港各紙が伝えた在香港フィリピン総領事館の話では、申請され審査を待っているOCEの案件は全世界で約7万5000件に上り、うち香港は1200件。
すべてマニラ当局で処理しており、2018年2月末までには発行される見込みという。
海外雇傭中心公司の張結民は、同社では約100件の申請が延期になったと話す。雇用主の1~2割は家政婦の到着が待ち切れず、雇用をあきらめたり、香港域内にいる家政婦を雇用することにしたケースもあるそうだ。
また、OCEが発行されてからエアチケットを予約するため、12月15日より前にOCEが発行されなければ家政婦の到着は来年1月まで先延ばしになるという。