SGイノベートが重視しているのは人工知能(AI)で、ほとんどの産業分野を改革するような潜在性があるとみている。
人間のような学習機能を機械で再現するディープラーニング(深層学習)など、ディープテクノロジーの企業に主に出資する。出資額は、起業前が10万Sドル(約829万5,700円)以下、起業段階が10万~100万Sドル(約8,295万7,000万円)、ベンチャーキャピタルが最初に出資する段階が100万Sドル以上。
SGイノベートと提携した、英国に本部がある人材・起業育成のアントレプレナー・ファースト(EF)の卒業生が興したスタートアップに主に出資するもようだ。
出資金の原資はディープテクノロジーの新興企業に出資するスタートアップSGエクイティファンド。
SGイノベートのスティーブ・レナード最高責任者によれば、政府100%出資の有限責任会社の形態をとっているため、よりリスクの高い投資ができるという。AIに取り組む企業と提携し、AI研究者の育成も図っている。
ソース:http://www.asiax.biz/news/45230/