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「明治THE CHOCOLATE」が香港に進出

  
新商品は昨年9月に日本で販売されて以来1年間で売り上げ3000万枚を超えた人気商品。香港ではダークチョコレート2種、ダークミルク2種、抹茶の全5種類販売する(24~25ドル)。カカオ香料やミルク香料を一切使用せず、厳選したカカオ豆を使用、発酵、焙煎から調合、成形までチョコレート製造の全工程にこだわり素材の味を表現。さらに板チョコの形態を進化させ、1枚にそれぞれ異なる模様をつけることで割り方、舌触りが違うことで味わいの変化を楽しめるようにデザインされている。
 
今後は同商品のコンセプトである「Bean to Bar(製造工程の全てを自社で一貫して行うこと)」を学べるワークショップイベント「カカオスクール」を開催、カカオ豆からチョコレートになるまでの一連の過程や普段みることができないカカオポットに触れ、体験してもらうなど、チョコレートの新しい価値を提案、大人の嗜好品としての文化を進化させていく。
 
株式会社明治菓子商品開発部 伊田覚部長は「台湾、上海でも進出しているが香港のチョコレート市場は別格。国際都市で様々な国の商品が多くあるのでポテンシャルは高い。主に30~40代の女性をターゲットにリピーターを増やし、長期間かけてブランドをしっかりと定着化していきたい」と述べた。