中国の薬局に打撃、海外からの「紙おむつ」と「粉ミルク」の関税が撤廃
中国本土に輸入される紙おむつと一部の粉ミルクの関税がなくなることがわかった。
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11月25日付香港各紙によると、これは中国国務院関税税則委員会が24日に発表したもので、新関税率は12月1日より実施されるという。大幅な減税対象となっているのは前述の2品目だけでなく、食品、薬品、日用品、衣類、家電など多岐にわたっており、計187品目を数える。
187品目の関税率は平均17.3%だが、新税率では同7.7%となる見込みだ。中でも紙おむつと粉ミルクは中国本土からの観光客の買い物の定番だったが、今回の措置により本土客目当ての薬局兼乾物屋が困難に直面するとの見方が強い。
ただ港九薬房総商会の張徳栄・理事は「粉ミルクの需要が以前ほどではなく、また関税がゼロになるのはペプチドミルクやノンラクトミルクなど4種類のみ。薬局の売り上げの全体の1%にも満たないので影響は軽微」と懸念を一蹴した。
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