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シンガポール、通年のGDP増加率予想、通産省が上方修正

 
一方で物価上昇率予想はこれまでどおりで、シンガポール金融管理庁(MAS=中央銀行)は為替相場の現行維持を目標にする中立政策を維持する。
 
国際企業庁(IE)も通年の非石油地場輸出(NODX=石油・再輸出を除く輸出)の前年同期比増加率予想を、5~6%から6.5~7%に上方修正した。電子機器輸出が好調で、製造業の成長をけん引している。
 
GDPの3分の2を占めるサービス業の第3四半期の増加率は3%だった。宿泊・飲食以外の全部門が生産高を増やした。
 
製造業の生産高は同18.4%増と顕著な伸びを示した。ほとんどの部門で生産高が増加したが、リグ、造船など海洋・オフショアは低迷から抜け出せない。
 
不振の建設について通産省は、この先2年は公共事業が前倒しされるため、改善が見込めるとした。
 
ソース:http://www.asiax.biz/news/45172/