香港の貧困人口、過去8年で最高の135万人
貧困問題に対応する扶貧委員会は11月17日、昨年の貧困人口を正式に発表した。
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18日付香港各紙によると、2016年の貧困人口は135万2000人で、15年の134万5000人から増加。記録のある09年以降の過去8年で最高となった。貧困率は19.7%から19.9%に上昇。5人に1人が貧困状態となる。
生活保護など恒常的な現金収入が得られる政策の影響を考慮した貧困人口は99万6000人で、15年の97万1000人から増加。ただし4年連続で100万人を下回った。貧困率は14.7%で15年の14.3%から上昇した。65歳以上の高齢者の貧困人口(政策の影響を考慮)は33万7000人で、15年の30万8500人から増加。
貧困率は30.1%から31.6%に上昇した。最新の貧困ラインは独身が月収4000ドル、3人世帯が月収1万5000ドルとなっている。扶貧委員会主席を務める張建宗・政務長官は、低所得層支援の措置が次々と実施されることから18年の貧困状況は改善するものの、高齢化の影響で大幅な改善は難しいとの見通しを示した。
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