船舶検査でドローンを活用へ、検査がより安全・迅速に
シンガポール海事港湾庁(MPA)はシンガポール籍の船舶の検査にドローン(無人飛行機)を活用する方針だ。より安全で迅速な検査を実現する。シンガポール船籍登録所(SRS)が17日開いたフォーラムで、MPAのアンドリュー・タン最高責任者が明らかにした。
この記事の続きを読む
MPAは既に試験運用を行っており、タン氏は「検査官は船上という危険を伴う場に身を置く必要がなくなり、より安全に検査が行えるようになる」と説明した。船主にとっては経費の削減にもなるという。シンガポール籍の船は約4,600隻。
MPAは、検査の種類、船舶の状態など、ドローンを使用した遠隔検査が許容される基準の策定を進めている。基準はシンガポール籍の船にのみ適用する。基準導入は来年第1四半期の予定で、同年末までにMPAは遠隔検査によるデジタル証明書の発行を開始する。
MPAはまた、各種証明書発行に要する時間を短縮するため、SRSが発行する書類をオンラインで受け付けるなど、マリネット(MPAが所有する電子商取引システム)を強化する。
ソース:http://www.asiax.biz/news/44999/
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
シンガポールのビジネス情報サイト【AsiaX】
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由