Zaraの衣料品、アクセサリーを扱う同店は世界最大のファーストファッション企業Inditex のベトナム第2号店である。第1号店は昨年9月にホーチミン市に開店している。
Vincom Ba Trieu Shopping Centreの店舗は4万5000平米以上あり、3階にわたり紳士服、婦人服、子供服を展開している。
ハノイ店はInditexが展開する世界4500店の環境性能の高い店舗のひとつである。通常の店舗と比較すると電力消費は2割以上少なく、水の消費も4割少ない。革新的な技術システムの採用により、これら店舗では電力、水の消費が抑えられている。
ハノイ店では在庫管理に無線IDタグ(RFID)を採用しており、素早い商品の補充が可能となっている。
Forbes社による”The World’s Most Valuable Brands”でZaraは2017年5月時点でのブランド価値113億ドル、51位と評価されている。
Forbesによると、Inditex Group の主力ブランドZaraは93ヶ国に2200以上の店舗を展開する。Zaraは新商品開発力に定評があり、通常は店舗展開まで6ヶ月かかるところ、開発から店舗展開まで2週間で行うことができる。
Zaraの最大市場はスペインで436店舗、そして中国(193店舗)、フランス(129店舗)、イタリア、日本(それぞれ100店舗)が続く。2017年1月時点で、米国内では78店舗が展開している。
Photo by Mike Mozart on Flickr
ソース:http://apparelresource.asia/news/item_3126.html