11月11日付香港各紙によると、房屋委員会が10日に発表した2017年9月末現在の賃貸型公共住宅の累積入居申請(当選待ち状態)は28万100件で、前期(3月末)から2300件増加した。
うち一般(家庭)の申請者は15万2700件で前期から5400件増加。平均待ち時間は4.6年で、前期の4.7年からやや改善したものの、四捨五入による影響に過ぎない。非高齢の単身申請者は1200件減少の12万7400件となった。
高齢の単身申請者の待ち時間は前期と同じ2.6年となっている。房屋委員会資助房屋小組メンバーで民主建港協進連盟(民建連)の柯創盛氏は「待ち時間3年の承諾から依然深刻に乖離している」と述べ、公共住宅を毎年平均2万戸建設する目標も達成できてないと指摘した。