香港とASEANが自由貿易協定に調印
香港と東南アジア諸国連合(ASEAN)は11月12日、フィリピンで自由貿易協定と投資協定に調印した。
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13日付香港各紙によると、2014年7月から3年余りの交渉を経た自由貿易協定は早ければ19年1月に発効。協定によりASEAN諸国は香港の輸出貨物に対する関税を逐次削減または撤廃する。
マレーシア、インドネシア、ミャンマーは10年以内に65~85%の関税を撤廃、シンガポールは香港の貨物すべてに対する関税を撤廃するという。サービス貿易についてはタイ、フィリピン、ベトナムが多くの業界について香港企業に対する投資制限を緩和し、出資比率50%以上や全額出資も認める。
また香港のビジネス旅行者はASEAN諸国での滞在日数が90日に延長される。調印式に出席した特区政府商務及経済発展局の邱騰華・局長は「すべてのASEAN諸国は『一帯一路』沿線の経済体であり、自由貿易協定と投資協定によって緊密な関係を築けば『一帯一路』による商機に合わせることができる」とコメントした。
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