シンガポール、屋上庭園・菜園が増加、生物多様性にも貢献
政府はビル屋上における庭園・菜園の整備を一段と奨励し、都市緑化を推進する。こうした、ビル屋上や途中階、また立体的緑化の面積は100ヘクタールあり、2030年をめどに2倍に増やす。
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造園・都市緑化に関する会議の開幕式で、デスモンド・リー第2国家開発相(社会・家族開発相)が明らかにした。
「持続可能なシンガポール基本計画」では、不動産開発業者は建設工事の際、失われた緑の代償として、屋上テラスあるいは庭園を整備する、あるいはビル内を緑化する必要があるが、今後は屋上菜園や地域共同体のための庭園が増える見通しだ。
リー氏は「壁面や屋上緑化でビルが美しくなるばかりでなく、通行人には癒しになり、周辺の気温低下にも貢献する」と語った。
ビル緑化が野生生物に対し果たす役割について、国立公園管理局とシンガポール国立大学(NUS)が行った調査によると、30カ所で53種の野鳥と57種のちょうが確認された。建物の高さが50メートル以下で、庭園の面積が広いこと、果実の成る木があることが、野生生物を呼び込むのに特に役立つという。
ソース:http://www.asiax.biz/news/44946/
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