7Day Daily紙が10月27日に報じたもので、ミャンマー国鉄の担当者は「工事を請け負った業者との話し合いがまだ終わっていないため工事を開始する日が決定できていない。計画を失敗させないように慎重に進めているためで、工事の開始時期が決まり次第、発表する」とコメントした。
ミャンマー国鉄は、2017年10月から2018年5月までの期間に環状鉄道の東側半分、2018年10月から2019年5月までの期間に西側半分の高度化工事を行うとし、工事期間中は内回り・外回りのいずれかを停止、単線で運用し工事を行うという。
ヤンゴン市環状鉄道の高度化計画には、日本政府の経済援助(円借款)により2億米ドル、ミャンマーの国家予算から9,400万米ドルが拠出される。同路線の営業距離は29マイルで、現在1周するのに約3時間かかっているが、高度化工事後には1時間50分に短縮される。