Jobstreet.comの調査によると、仕事の幸福度指数は、2016年の5.25から、今年は4.97へと落ち、それと同時に仕事の楽観度指数は、6.15から4.98へと落ちたとのこと。低下の原因をはっきりとは述べていないが、従業員は、同僚との関係や勤務場所、会社の評判に対しては幸福だと感じている一方で、雇用保障や労働文化、上司の経営スタイルに対しては不満を持っているようだと、Jobstreet.comのカントリー・マネージャーのジオカ氏は記者に話した。
7月31日から8月31日の間に行われた調査で得た、9326の回答のうち33%が給料が上がれば嬉しいと言っている一方、23%は新しい仕事を探していると答えた。「このことは、雇用主に対する従業員を引き留めておくための警鐘です。彼らは、賃上げをし、ボーナスを支給する必要があります」と、ジオカ氏は話す。
ホテルや飲食業界、そして公務員は今年、最も仕事の幸福度指数が高かった。氏は、「ホテルで働く人たちは、チップのように臨時収入が得られます。また彼らは、お客様の前では幸せな気持ちでいることを要求されます」と述べている。
7つの国で行われた調査によると、フィリピンは3番目に仕事に対して幸せを感じている人の多い国である。インドネシアの仕事の幸福度指数は、5.27。続いて、ベトナムの5.19である。マレーシア(4.65)、タイ(4.55)、ホンコン(4.55)、そしてシンガポール(4.33)で、仕事に対する幸福度と楽観度において、フィリピンよりも低い。
ソース:https://davawatch.com/articles/2017/10/26/6497.html