中国「支付宝(アリペイ)」が香港・街市に進出、小額決済を狙う
QRコードとスマホアプリを使った決済で知られる支付宝(アリペイ)が香港の街市に進出することがわかった。
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10月24日付香港各紙によると、初の導入となるのは秀茂坪の宝達市場。当初3カ月間は商店主から手数料を徴収せず、浸透の度合いや業績によって再検討する予定だという。
アリペイの李詠詩・港澳台区総経理は「クレジットカードに対応していない商店が5割を超える香港で、クレカとのバッティングを避ける意味もあり、小額決済市場にフォーカスした」とその街市戦略を明かす。
なお今回の街市進出にあたり、専用アプリのダウンロードで入手できる50ドルの電子割引券や、ポイントカード的なシステムなど利用者への販促活動も用意されているという。
宝達市場を含め、香港内で12の街市を運営している香港街市集団の凌偉業CEOは「すでに宝達市場では試験的に一部店舗で導入を開始しており予想以上に浸透している。ただ、いまだに現金派が圧倒的で現在は過渡期」と、その難しさを述べる一方で「年内には5~6カ所の街市でも導入していきたい」と抱負を語った。
Photo by i a walsh on Flickr
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