シンガポール、電力市場の完全自由化、まずジュロンから
事業体だけでなく、一般世帯も電力会社を自由に選べる電力市場の完全自由化が来年4月にシンガポールで施行される。電力市場監督庁(EMA)は20日、まず西部のジュロン地区から実施すると発表した。世帯数が約10万と適当な規模であることと、人口構成がシンガポール全体と同じであることが理由だ。
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対象地域は、ジュロン・イースト、ジュロン・ウエスト、トゥアス、パイオニア、ブーン・レイで60~64の郵便番号の地域。ほかの地域では来年下半期中に自由化する。
自由化は電力消費者に豊富な選択肢を提供するためで、競争原理が働くため電気料金は下落が期待できる。
現在はSPグループが小売り電力市場を独占している。消費者は電力小売業者として登録した20数社と自由に電力購入契約を結ぶことができる。SPグループとの契約継続も可能。送電網は引き続きSPグループが運営するため、どの電力業者と契約しても電力供給は保証される。
売電小売りに参入するオーム・エナジーは、SPグループより25%低い料金パッケージを提供する計画だ。
ソース:http://www.asiax.biz/news/44803/
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