2017年10月19日

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台湾産の上海ガニからダイオキシン

台湾産の上海ガニからダイオキシン

食物安全中心(CFS)は10月16日、台湾から輸入された上海ガニのサンプルから基準値を超えるダイオキシンとポリ塩化ビフェニルが検出されたと発表した。

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同日付政府公報によると、CFSが先ごろ上海ガニのサンプル85個の検査を実施したところ、12個からダイオキシンが検出された。
    
その12個のうちの1個はダイオキシンとポリ塩化ビフェニルの100グラム当たりの総含有量が9.86ピコグラムに達しており、CFSが定める安全基準である100グラム当たり6.5ピコグラムを大幅に上回っていることが分かった。
   
問題のサンプルは台湾の水産養殖場「桃園市中壢区上嶺段536号溜池(B―29)」で養殖されたカニ。香港の輸入会社2社が計150キロを輸入していたが、すでに輸入および販売を停止しており、香港の市場には流通していないという。
   
10月17日付香港各紙によると、報告を受けた台湾当局がこの私営の養殖場を視察し、実は未登記の違法養殖場であることが明らかになったそうだ。

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