シンガポール、昨年の食品ごみは79万トン、2億ドル相当=エレクトロラックス調査
昨年、シンガポールの各世帯で投棄された飲食物は170Sドル(約1万4,000円)相当で、計2億Sドル(約165億円)が捨てられた計算になる。食品ごみの量は2006年の54万2,700トンに対し昨年は79万トンで、住民1人当たり1日2杯のご飯に相当する量だ。世界最大級の家電メーカー、スウェーデンのエレクトロラックスが16日、世界食品デーにちなみ食品ごみに関する調査結果を公表した。
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調査は15年から実施しており、1回目と2回目は食品ごみが出る理由を主に調べ、今回は主に保存について調べた。エレクトロラックスは1,000世帯を対象に調査し、賞味・消費期限内に消費しない食品がある、と回答した世帯は85%あった。パッケージに表示されている日付は必ずしも消費期限を示さないことを知っている、との回答は72%で、「ベスト・ビフォー」は賞味期限、「セル・バイ」は店頭に陳列できる期限、「イクスパイアーズ・オン」は消費期限との意味であることを知っていた。冷凍、真空保存してある、あるいは保存状態が良く、劣化の兆候がない場合、日付に関係なく消費する、との回答は58%。
ラッシュ・エピキュリアンのシェフ、ローさんは「食品の種類によって劣化の速度は異なる。保存方法を工夫すれば食品寿命を延ばすことができる」とコメントした。ごみとして投棄される食品量を告げられ、ショックを受けた、後ろめたさを感じた、悲しみあるいは怒りを覚えた、との回答の合計は84%で、10%は無関心だった。
ソース:http://www.asiax.biz/news/44778/
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