ブドウとブルーベリーを掛け合わせたような外見とさわやかな甘みを持つジャブチカーバは、収穫前の姿も独特で、木の枝の先ではなく、幹にびっしりと実をつける。
グローボ系ニュースサイト「G1」が10月15日づけで伝えたところによると、今年のジャブチカーバは天候に恵まれ、主要産地のサンパウロ州、ミナス・ジェライス州、ゴイアス州でとても出来がよいという。
冬の間に雨が少なく8-9月の間の気温が高かったことが要因としてあげられている。
サンパウロ州カーザ・ブランカ市では2万2000人のジャブチカーバ農家が収穫にあたっている。今年の収穫見込みは2百万キロで量自体は昨年と同レベルだが、質の高さから収穫途中についつい口元に果実を運んでしまう誘惑にかられることが減産の要因になりえると農家は苦笑しているという。
収穫期は11月まで続く。
ソース:http://megabrasil.jp/20171018_37500/
(文/原田 侑、写真/Reprodução/「Globo Rural」/TV Globo)
写真はTVグローボ「グローボ・フラウ」よりサンパウロ州のジャブチカーバ農場。TVグローボ系列の番組はIPCTV(グローボ・インターナショナル)で放送中。視聴の問い合わせは、080-3510-0676 日本語対応ダイヤルまで
■関連記事
・ブラジルのカカオ生産、パラー州で好調
・今年のカジュー(カシュー)収穫高は?
・ラヴァ・ジャット作戦の先にある、ブラジル刷新のチャンス
・貧富の差が大きな国!? ブラジル
・ブラジル野菜で被災地に笑顔を…宮城県名取市で料理イベント開催