2017年10月17日

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日本企業が開発の大型複合商業施設について、ヤンゴン管区議会で質疑

日本企業が開発の大型複合商業施設について、ヤンゴン管区議会で質疑

ヤンゴン管区シュエダゴン・バゴダ通りに日本企業が開発する大型複合商業施設に関し、ヤンゴン管区議会で質疑が行われた。7Day Daily紙が10月4日に伝えた。

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10月3日に行われた議会では、ダゴン郡区選出のチョー・ゼリャー議員の質問に対し、ヤンゴン管区政府の計画・財務担当ミィン・タウン大臣が「シュエダゴン・バゴダの高さを超える場合は許可しない。ミャンマー投資委員会(MIC)が許可したとしても、実際に建設する際はヤンゴン開発委員会が定めたゾーン設定や階数制限に従う必要がある」と答弁した。
   
これに対しチョー・ゼリャー議員は「8階建ての大型施設の建設は、連邦政府やヤンゴン管区が定めた都市開発計画の基準に合致するか」と質問したところ大臣は「ダゴン郡区で建設できる階数は最大44階までと理解している。私の知る限りでは基準に合致していない」と答弁した。
  
同プロジェクトは2017年新投資法に従ってミャンマー投資委員会が許可したもので、軍事博物館の跡地9エーカー(約36,400平米)を開発するもの。
土地の長期レンタル契約によると、施設完成までは年間50万米ドル、稼働後は年間182万米ドルと定められている。
  
複合施設には8階建ての高級ホテルやオフィスビル、ショッピングセンターなどが含まれており、ホテルの運営・管理はホテルオークラが請負うことになっている。
 
Photo by Waldemar Merger on Flickr

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