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日産フィリピン、タグム市に最新のショールームをオープン

 
「我々がNREDIと呼ぶディーラーシップは、これからの2年で我々のすべてのディーラーシップがなる、新しいデザインのものです。これはフィリピンで5番目のNREDIです」と、日産フィリピンの社長兼マネージングディレクターのナラヒムサン氏は話す。タグムのショールームは、通常のものの2倍の広さの781平方メートルあり、日産の象徴ともいえる赤いNISSANの文字とともに、広々としたインテリアのレイアウト、最先端のスタイリングで、人々がショールームに入りやすい雰囲気をつくれるよう目指している。
 
「率直に言うと、我々がこの約1ヘクタールの土地を購入した際、四分の一のみを使用する予定で、残りは将来のためと考えていました。しかし、タグム市は財政がとても豊かなので、日産は、我々が始める前にすでに規模を拡張するよう、我々に指示をしました。裏手側の工事はすでに始まっています」と、ゲートウェイの会長、マーケイン・ゴホ氏は話した。
 
そしてナラヒムサン氏は、「経済・インフラ・可能性の面から、タグム市にオープンさせることを決めました。我々の調査で多くのことがわかりました。タグム市は、マーケットの購買力や、ディーラーシップ存続率が非常に高いことがわかり、そのことはタグムが成長市場だという自信を持たせてくれます」と述べた。
 
ゴホ氏は、強い購買力のあるタグム市やミンダナオの大きなマーケットの可能性に驚いたという。今後、ダバオ市マティーナにゲートウェイによるさらに大きなショールームを建設予定だ。工事は、来年の前半には始めることを目標としている。「ダバオのマーケットはさらに大きいので、5000平方メートルの土地にできるマティーナのショールームはさらに大きい」とゴホ氏は述べた。
 
ゲートウェイの副会長であり、マーケイン氏の兄弟であるマイケル・ゴホ氏は、彼らのゴールは日産の視認性を高め、存在を強化させ、常にマーケットのリーダーであるような位置に日産がいることですと述べた。また氏は、「日産フィリピンチームとともにある、我々ゲートウェイチームは、何をすべきか意見を一致させ、戦略を整え、それを実行し、期待を上回ることを目指していく。我々はこのパートナーシップのさらなる成長と継続を期待している」と語った。
 
ゲートウェイを通しての日産は現在、セブ・ボホール・パラワン・北ルソン・メトロマニラとダバオ地方にある。
 
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