カンボジアでの最低賃金法交渉、労働組合、企業側共にわずかに歩み寄り
9月29日に開催された労働諮問委員会の第2回目の会合では、企業側代表は最低賃金161ドルの提案にわずかに0.5米ドル上乗せし、労働組合側は提案額から1.25米ドル減額した。
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先週から政府、企業代表、労働組合代表の3者による来年の最低賃金についての交渉が行われている。政府は161.67米ドル、企業側は161米ドル、労働組合側は176.25米ドルをそれぞれ提案した。
企業側は0.5米ドルの上乗せを提案する一方、労働組合は176.25米ドルから175米ドルへと減額した。しかし、独立系の労働組合は、この減額は政府系の労働組合の意見に過ぎないと話す。
「独立系労働組合は175米ドルへの減額について、政府系組合とは完全に同じ意見ではない。企業側は0.5米ドル上乗せしたに過ぎない」とカンボジア労働組合連合のYang Sophorn会長は話す。
Sophorn会長は、彼らの行なった調査ではすべて、来年の縫製・製靴セクターの最低賃金は176米ドルでなければならないと示していると主張し、労働組合側がこれ以上の減額を提示しないよう希望するとしている。
カンボジア縫製業協会の代表者らからコメントを得ることはできなかった。労働省のHeng Sour報道官からもコメントを得ることは出来なかったが、同報道官はフェイスブックで委員会について「両者ともデータの解釈を続け、最低賃金を決定する上での7つの基準の変更に倫理的で成熟した、理解ある態度で臨んだ」と称賛した。
ソース:http://apparelresource.asia/news/item_3055.html
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