AFPでは、過去1年間の募集が男性に偏っていたため、初任者のポジションについては今後数ヶ月の間、女性求職者のみを受け付けるとしている。
AFPのリアン・クロース長官代理は、「地域社会治安維持、サイバー捜査、組織犯罪などAFPの業務全般にわたって女性職員を増やす戦略として採用した」と語っている。
また、「これまで2021年までに男性職員と女性職員の比率を50/50にすることを目標としているが、そのための女性職員募集を怠ってきた。そのため、AFPで活躍したいという女性を積極的に募集していこうと考えている。決して女性だけの役割というわけではなく、女性求職者を増やすことを望んで女性の求職者を喚起しようとしている」と述べている。現在のところ警官任務では女性は22%、全職員では3分の1、上級職では4分の1程度となっている。
2016年、AFPのアンドリュー・コルビン長官は、今後10年で女性職員の比率を50%まで引き上げるとジェンダー目標を導入した。
クロース長官代理は、「今回の募集では1000人程度の女性求職者を惹きつけることができればと考えている。また、今後4年間でさらに600人の女性を雇用する計画だ。それで女性の比率は35%程度になるはずだ」と語っている。
また、「今回、女性だけを目標にしているのは決して男性を無視しているわけではない。男性求職者は十分にプールしており、女性の比率を引き上げたいだけで、今年のクリスマス頃まで続ける予定になっている」と語っている。
ソース:http://nichigopress.jp/ausnews/news/150475/
(参照)AFP announces female-only recruitment round