26日付香港各紙によると、これは城市巴士(シティーバス)幹部がテレビ取材に対してあきらかにしたもの。運輸署のガイドラインには沿った内容と前置きしながらも、運転士が上司の求めに応じて、就労が13時間を超える日が事故当日の過去5日間にわたりあったことを認めた。
さらに過去にも、14時間を超えた日が5日連続であった可能性もあるという。
運輸署の現在のガイドラインでは、休息時間を含め労働時間は14時間という上限があり、うち車両運転は11時間までと定められている。
ただ、長時間労働が今回の事件を引き起こした可能性も否定できず、張建宗・行政長官代行もバスの運転士の労働時間に関するガイドラインに改善の余地があることを認め、運輸署に対し再検討を指示したと述べた。
>>あわせて読みたい 『香港・城市バスが交通事故、3人死亡30人負傷』