四大銀行がいずれも、「顧客が系列外銀行ATM手数料に不満をいだいていることには気づいていた」と発表しており、コモンウェルス銀行が真っ先に系列外銀行ATM手数料無料化を発表した。
コモンウェルス銀行グループは、「消費者グループや当行の顧客の意見を聞き、すべての国民の利益になるように変えなければならないことを認識した。これがその第一歩だ」と発表している。
さらに、ウェストパック銀行が追って同様の発表を行っている。ANZ銀行は10月からATM手数料を廃止すると発表している。最後にNABが手数料廃止の計画を発表し、「顧客にとって良い結果だ」と語っている。
非系列銀行カードでの引き出しは年間2億5,000万回を超えると推定され、その手数料は5億ドルを超えることになる。
スコット・モリソン連邦保守連合政権財相は、「今回の決定は連邦政府が銀行に圧力をかけ続けてきたおかげだ。タンブル政権は銀行客がより有利な条件を得られるように努力してきたし、今回の措置はわが政府が結果をもたらしていることに他ならない」と語っている。
ソース:http://nichigopress.jp/ausnews/economy/150217/
(参照)ATM fees dropped by the big four banks