Air Services Australia (ASA) は、今朝5時にシドニーの航空交通管制におけるソフトウェアのシステムエラーがあったとしている。通常では1時間に50便のフライトを扱うことができるが、マニュアルで行った場合、およそ15の到着、出発便しか管理することができない。
ABC放送は、今回のエラーがフライトのダイヤを計画するシステムに関するものだとしている。このシステムは管制塔にレーダーのイメージを送るため、復旧しない限り管制ではどの飛行機がどこにいるのかを特定できない。
また、シドニーメルボルン間のデータ連携に関してもシステムダウンしていると伝えられている。
カンタス航空の出発便を表示するボードには、メルボルン行、ブリスベン行き、アデレード行きの便に関して「ATCレーダーの不調による遅れ」と表示され、チェックインのカウンターには長い列ができている。
本日搭乗予定の搭乗客は、航空会社への早めの確認が必要とみられる。
ソース:http://nichigopress.jp/ausnews/news_others/150228/
(参照)Sydney domestic and international flights delayed due to air traffic control system fault