LIXIL、南アフリカにて本格事業展開
株式会社 LIXIL グループは、南アフリカの住宅設備会社、Grohe Dawn Watertech Holdings Propriety Limited(グローエ・ドーン・ウォーターテック、以下GDWT)を完全子会社化した。
この記事の続きを読む
GDWTは、新たに「LIXIL Africa」というブランドとして展開する予定だ。
アフリカの水栓金具などの水回り市場は成長が見込まれていることから、完全子会社化によってガバナンスを強め、南アフリカを拠点にアフリカにおけるブランディング・マーケティングを強化していく狙いと見られる。
また、GDWTの足下売上が縮小していることから、同社の経営に本格的にてこ入れする狙いもあると見て取れる(GDWTの16年3月期の売上高:119億円→17年3月期:98億円)。
なお、同社はこれまでに、アフリカの衛生状況改善に貢献する、プラスチック製の簡易トイレ「SaTo」などを展開させている。
用を足したのち、少量の水で流せば、自重で下に落ちて、そして蓋がしまるため、臭いがもれず、蠅も発生せず、しかも価格は5ドル以下。
同社は、南アフリカを足がかりに、ケニアなどサハラ砂漠以南のアフリカ地域における成長市場において事業拡大を目指す戦略を掲げている。
アフリカにおいて、LIXILブランドの製品は一般的なものとして普及していくのか。
アフリカ進出に果敢に挑戦する同社の今後から、目が離せない。
※参照:アンドアフリカ合同会社、コーポレートウェブサイト
http://andafrica.co.jp/?p=915
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
アンドアフリカ合同会社
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由