講演後の質疑応答で述べた。
国内の金融政策見通しに関するコメントは控えた。
豪中銀は、現在1.8%前後となっている基調インフレについて、来年までに目標(2─3%)の下限に到達すると予想している。エリス氏は、この予想に対するリスクの一つは高水準の家計債務だと指摘した。
エリス氏は、経済がフル回転し賃金圧力が生じるには、失業率が5%程度に低下する必要があるとの考えを示した。ただ、中銀はインフレ見通しや目標水準に達するまでに必要とされる時間について満足していると指摘した。
住宅価格の伸びについては、シドニーとメルボルンを中心に落ち着きの兆しを見せているものの、「依然としてかなり速いペースで上昇している」と述べた。
ソース:http://www.epochtimes.jp/2017/09/28429.html