【アフリカの歩き方 】 ショッピングモールが実は日本並みに充実している!?
アフリカというと民族がジャンプしている、動物がいる、などのイメージがあるかもしれない。間違いではないが、それは日本に侍がいると言われているようなものだ。ショッピングにしても青空露店だけだはなく、ショッピングセンターが実は存在している。その実態をレポートした。
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実は日本に似ているアフリカのショッピングモール
ザンビアのショッピングモールは超巨大!!
首都ルサカのショッピングモール
写真はザンビアルサカにあるショッピングモールのスーパーマーケットだ。写真は敷地内のほんの一部にすぎまず、食品エリアを抜けるとアパレルストアが数十店舗、家電、スマホショップ、ファーストフード店、家具店、銀行などが集まっているモールだ。ファーストフード店は日本と変わらず非常に綺麗な店舗を維持している。ファーストフードのSUBWAYも営業している。
日本のショッピングモールと見た目はそう変わりないことに驚きがある。
通貨はザンビア・クワチャで日本円に換算すると表示価格の約10倍。物価を見てみるとパンは50円程度だが食用オイルは400円、お米は2kgで200円程。日本のスーパーと比べると価格順位が日本とは違いがある。
アフリカ全体で言えることだが、加工業がまだまだ発展していないため主産業である農作物は非常に安いが、加工品は日本より高い商品が多くある。バターは日本より高価で高級品である。
交通網の道路も整備が進んでいる
ショッピングモール近辺は道路もしっかりと整備されており、交通マナーもザンビアは非常に良い。強いていうなら、警察官の手信号が急に始まることが日本と違うところだろうか。渋滞が発生すれば警察官が交通整理に来る。個人の裁量で手信号を行うので、本当に渋滞緩和に効果が出ているかは疑問である。電灯が道路に綺麗に設置されているのだが、電力不足により点灯していることはほとんどない。アフリカらしさが出ている。
タンザニアのスーパーマーケット
港町ダルエスサラームのスーパーマーケット
ザンビアに続きタンザニアのダルエスサラームにあるスーパーマーケットも綺麗に陳列されている。ザンビアほど大きく無いが、アフリカにいることを忘れてしまうような綺麗な環境である。
店頭に並んでいる消費材は日本でも販売されている商品も多く陳列されているが、残念ながら日本ブランドの商品はまだまだ流通していない現状だ。
スーパーマーケットの中には国際物流のDHLカウンターが設けられており、ここで荷物の受け取りもできる。そして通信会社4G LTEの契約窓口もある。タンザニアでは通信インフラも日々進化している。
発展途上であることを忘れてはいけない
本記事でご紹介したのはアフリカの中でもごく一部の情報でである。紹介したようなスーパーで全ての現地人が買い物をしているわけではない。どの国にも先進国から駐在しているので、駐在エリア近辺に高級なものが集まる傾向にある。ザンビアでも加工品が高価であったように、これからアフリカでは加工業がより一層求められるのではないだろうか。自給自足で満足が得られたとしても経済発展に繋がらないケースも多くある。加工設備を投資することで二次産業、三次産業と経済規模が大きくなると思っている。現地経済発展につながる適切な投資を行うべきだろう。
(参照)アフリカ&自動車情報メディア「Kururica.com」
「【アフリカの歩き方】どこの国のショッピングモールでしょうか?」http://kururica.com/news/76
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