演説では、フィリピン農業省の農村開発プロジェクトの支援について強調、カカオの農家の支援の為に、900万ペソの予算が準備されていると話した。また、農村開発プロジェクトなどで、カカオの生産と、発酵済み乾燥カカオ豆のマーケティングを実施中であるとのことである。
このプロジェクトは、カリナン、トクボク、バギオ、マリログ地区の16グループが対象となっており、計で227人が様々な支援を受けることになる。中には、97人の先住民メンバーも含まれているとのこと。市長は、「私たちは、天候に左右されず、気候の変動に対して柔軟に対応できる農業を目指し、農家がビジネス志向のパートナーになっていくことを願っている。借金に苦しむ農家の悪循環を終わらせたい」と話した。
農業省ダバオ地方事務所のオナート氏は、「ダバオ地方は、フィリピンのカカオ生産量の80%を供給しており、地域の主要農産物の1つである。ダバオのマラゴスチョコレートは世界クラスのチョコレートを生産し、海外で評価を受けており、ダバオがフィリピンのチョコレート・キャピタルになる日はそう遠くない」と話している。
ソース:https://davawatch.com/articles/2017/09/19/5867.html